間に合った東北大会

市内の高校サッカー部で活躍するＮちゃん
（当院では、治療の緊張をほぐす意味合いで下の名前に君・ちゃん付で呼んでいます）

11月。サッカーの競技中に腰を痛めてから、腰が痛くて走れなくなり、座っているのも痛い状態。
ストレステストにて腰椎椎間板ヘルニアの所見があったため、
すぐに整形外科に紹介状を送付し、精査をしてもらいました。

診断結果は腰椎椎間板ヘルニア。

２か月後には東北高等学校新人戦の東北大会を控えているため、ゆっくりと療養していられない状態でした。
大会に向け早期回復させるためには、とにかく積極的な治療が不可欠。

とにかく頑張って治療に来てもらい、ハイボルテージ治療で消炎鎮痛と、筋肉の機能回復を同時進行で行っていきました。
（健康保険適応外治療となります）

その甲斐あって、２週間後には日常生活には支障のないレベルまで改善😊

しかし、Ｎちゃんのゴールはそこではありません。
１月の東北大会に選手として活躍すること。

治療開始から１ケ月後、ヘルニアの症状がしっかり落ち着いたところで、
今度はサッカーをするために必要な筋肉の機能を改善させるアプローチを施しました。

それは、症状が出始めてから時間が経過していることと、運動制限をかけていたことで筋力も落ち、筋肉の機能も低下しています。
そのままの状態で急な運動することによって引き起こる再発のリスクを避けるためです。

このように当院では、痛みが取れたから終わりではなく、その方のゴールに向けて治療を組み立てていきます。


ハイボルテージ、結構刺激の強い治療です。
Ｎちゃん
時折涙目だったような・・・

でも、こうして治療の度に写真で変化を確認する事で、治療も頑張れてたようです。

痛い治療によく耐えました。

明日早朝、青森出発するそうです。
復帰後初ゴール期待してます⚽